ソニー α NEX-5Rとキヤノン Eos Kiss X5で宙玉のテストをしてみました。
接写リングを利用することにより、筒の長さを短くすることができました。金属製のメタルフードなどを使ってかっこよく工作することも可能。
●宙玉+チップスターの空き箱(長さ30mm)、ステップアップリング 52-67mm、ステップアップリング 40.5-52mm、E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS、ケンコー デジタル接写リング ソニーα用 12mm、α NEX-5R
●宙玉+チップスターの空き箱(長さ30mm)、ステップアップリング 58-67mm、EF–S18–55 IS II、キヤノン エクステンションチューブEF12II、Eos Kiss X5
宙玉というのは近くの透明球にピントを合わせなければいけないので、接写ができるようにする必要があります。接写できるようにするためには、いくつか方法がありますが、それぞれメリット、デメリットがあります。
◇マクロレンズ
単体で接写可能な点がメリット。ただし望遠系のマクロ(90mm以上)の場合、玉を適切なサイズになるよう撮影するためには、筒を長くする必要があり使いづらい。また玉の周りの背景に写る範囲が狭くなってしまい、単調なイメージになる可能性がある。
◇クローズアップレンズ
レンズの先端につけて使用する。安価で接写できるようになる。しかし玉を適切なサイズに撮影するためには、倍率の高いクローズアップレンズを使う必要がある。金属製の筒と併用した場合に重くなってしまう可能性がある。
◇接写リング(エクステンションチューブ)
レンズとボディの間に入れて使用。筒をかなり短くできるため宙玉と組み合わせるのに向いている。電子接点があるものとないものがあり、絞りリングのない最近のレンズと電子接点のない接写リングの組み合わせでは絞りのコントロールができなくなる。電子接点のある接写リングは高価だが、電子接点のない安い接写リングと絞りリングのある中古レンズの組み合わせもおもしろい。全体をコンパクトにするためには、コンパクトな広角系単焦点レンズを探すといい。
●いろんなメーカーのエクステンションチューブ
安いエクステンションチューブは絞りリングのあるレンズと組み合わせる。
●金属フレームを使う方法(デジカメWatch)
●宙玉の販売ページ